赤穂屋工務店 代表御挨拶
赤穂屋工務店(あこやこうむてん)は、四国 香川県にて、宮大工を有し国宝・重要文化財建築の保存修理や社寺、伝統建築の設計、施工に関わる建設会社です。
特に社寺建築では、指南役として堂宮大工棟梁を招き、会社理念の「古匠の心技を未来へつなぐ」を基に、「軒反り」「屋根弛み」や「継手・仕口」など社寺独自の技術の向上に取り組んでおります。
「古匠の心技を未来につなぐ」とは、木を愛し技を磨き、木の文化、職人の文化を守りぬくことで、日本建築の伝統ある美しさを日々研鑚し、未来へつなぐ伝統建築を末永く愛して頂けることを目指し取り組むことです。
赤穂屋工務店では、伝統建築の技術や文化を理解することで、新しい技術への取り組みも行なっており、木造伝統工法において構造設計方と技術協力をして、伝統建築に対する耐震補強や耐震診断などにも実績をつくってきました。
近年ではその実績をもとに、木造住宅建築の耐震工事にも対応しております。
皆々様におかれましても、計画の大小や遠近に関わらず、お気軽にご相談を頂ければ幸いに考えております。
調査実測から基本方針等のご提案や、御見積の作成など無償でご協力させて頂いております。
宮大工からの御挨拶
自分が宮大工を始めようと思ったきっかけは、人と違うことをやってみようと思ったことがきっかけです。
初めは右も左も分からず、つらくてしんどい毎日でしたが、徐々に仕事が分かっていくにつれ、段々と社寺建築の魅力に引き込まれました。
社寺建築とは奥の深い職業だと思います。
この宮大工という職業に誇りと自覚を持ち、自己満足で仕事をするのではなく、自らも日々精進して、お施主さまに喜んでもらえる様取り組んでいきたいたいと思います。
また伝統ある美しい建物を一つでも数多く残し、これを後世に伝える役割として社会貢献できればと思います。
西岡常一棟梁の著書 『木のいのち木のこころ』 という本に出会い、 宮大工という仕事を知り、赤穂屋工務店の門をたたきました。
入社して、多くの文化財や社寺仏閣の工事に携わらせていただきました。
文化財の修復現場では一つ一つの部材を調査し丁寧に取り外し、損傷している部分を修繕してできる限り当初の部材を再用します。
その一つ一つの部材は当時の大工さんの仕事が残っていたりと、いろいろな情報が残っている貴重な部材です。
何十年、何百年と残ってきた建物の価値を損なわないようにする事。
その建物の歴史と共に刻まれている人々の思いを残していく事。
歴史を未来へと繋いでいく仕事をとても誇りに思っています。
日本の伝統建築の技は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
宮大工としての技術や知識、 そして伝統建築を後世に伝えていけるようこれからも日々
努力していきたいと思っております。
会社概要
社 名 | 有限会社 赤穂屋工務店 |
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所 在 地 | 〒764-0038香川県仲多度郡多度津町東白方842番地1 |
ご 連 絡 | TEL: 0877-32-7480 FAX:0877-32-7982 |
創業設立 | 1993(平成5)年 |
資 本 金 | 300万 |
代 表 者 | 代表取締役社長 長谷川 一夫 |
許可登録 | 国土交通大臣 許可(般一27)第25926号 建築工事業 大工工事業 屋根工事業 |
建築士事務所 | 伝統建築一級建築士事務所 一級建築士事務所 香川県知事登録第2206号 |
事業内容 | 国宝・重要文化財建築の保存修理 社寺・伝統建築 調査・企画設計・施工・耐震に関わる一式 |
赤穂屋工務店 略歴
初代 藤原 則人
二代目 長谷川 一夫
昭和52年 | 藤原則人(初代)が京都市にある社寺建築 株式会社奥谷組を入社し、下積みから堂宮大工を経て棟梁として従事。 |
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平成3年 | 藤原則人(初代)が出身地の四国 香川県で寺院建築保存修理に従事した縁から帰郷し、棟梁として社寺、伝統建築に関わる。 |
平成5年 | 藤原則人(初代)が香川県仲多度郡多度津町に有限会社 赤穂屋工務店を設立し初代に就任。 ※「赤穂屋工務店」は香川県小豆郡土庄町淵崎赤穂屋で純木造の船番匠を生業としていた藤原則人(初代)の先祖藤原家の屋号であり、地名「赤穂屋(あこや)」に由来。 |
平成12年 | 藤原則人(初代)が社寺建築 株式会社奥谷組の在籍時に師事した祝迫龍馬棟梁を有限会社 赤穂屋工務店の指南役に迎える。 |
平成14年 | 藤原則人(初代)と長谷川一夫(二代目)が仕事を共にする縁に恵まれたことで、堂宮大工が主体となる社寺・伝統建築の総合建設会社として、長谷川一夫が二代目に就任。 |
平成21年 | 社寺・伝統建築の設計部門として、正式に伝統建築一級建築士事務所を開設。 |
平成27年 | 岡山県倉敷市に有限会社 赤穂屋工務店 岡山倉敷営業所を開所。 |